たくさんの企業に影響を及ぼしている新型コロナウイルス。
営業自粛や在宅勤務(テレワーク)で感染を防ぐよう対策を取っている経営者は多いことでしょう。
飲食店などと同様にコールセンターも新型コロナウイルスに影響を及ばされています。
クラスターの危険・・・
新型コロナウイルスの広がりを防ぎ、これ以上増やさないためには、感染者の集団「クラスター」を生み出さないことが重要です。
・換気が十分に行われていない密閉空間
・人がたくさん集まる密集場所
・間近(手の届く距離)で会話や発声をする密接場面
以上の、三つの「密」に気を付ける必要がありますよね。
感染を防ぐために
では、感染を防ぐためにはどのような対策を取ればよいのでしょうか?
感染防止対策の徹底のお願い
(コールセンターにおける新型コロナウイルス感染症対策に関する指針 参照)
・従業員本人に 37.5 度以上の発熱や体調不良がある場合は、自宅で待機させる。
・室内の十分な換気を徹底してください。部屋の窓が開閉可能な場合は、1時間に2回程、窓を全開にして換気を行ってください。
・マスクを着用してください。
・ヘッドセット、パソコン、キーボード、マウスなどを共用する場合は、確実に薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤(主成分が次亜塩素酸ナトリウム)で消毒・清拭をしてください。
・人と人の距離は 2 メートル以上確保することや、座席を一つ飛ばしにする、正面を向き合わないなど席の配置を見直した上で、ソーシャルディスタンスの確保に努めてください。
ということなどが記載されています。どれも感染を防止するためにとても重要なことですよね。
また、「新型コロナウイルス感染症に不安を感じる従業員に対しては、在宅勤務、時差出勤、時短勤務、シフト調整、特別休暇などの対応をお願いします。」というように、従業員への配慮も必要です。
正直なところ感染対策は大変・・・
前項で挙げたように、感染を防ぐためにしなくてはならないことが多くあり、経営者のみなさんはとても大変な思いをすることでしょう。
換気をするために窓を開けながらの電話対応は、周りの音を拾ってしまい雑音となりお客様に不快な思いをさせてしまう可能性もありますし、隣のひと席を開ける・向かい側に座らないように席を離すとこれまでと同じ人員での稼働は難しくなりますよね。
ほかにも、人の手に触れるところに消毒作業をするとなると時間・労力がかかりますし、かと言ってインターカムなどを個人だけの物にするとなるとコストがかかってしまいます。
在宅ワークに切り替えるのも、個人情報の取り扱いが気になりますよね。
長期戦となるコロナウイルス
感染を防ぐのはもちろん第一に大切なことですが、気を使うことが多くとても大変ですよね。
「正直めんどうだ」「稼働をなるべく減らしたくない」「在宅ワークに切り替えるのは難しい」
とお考えの経営者のみなさまは、影響の少ない地方のコールセンターに委託するというのも一つの方法なのではないでしょうか?
地方は稼働をしているコールセンターは比較的多いです。委託することで、余計なコストもかかりませんし稼働時間を減らす必要もなくなります。
中には、従業員が感染の恐れからストライキを起こそうと呼びかけているケースも見られています。みなさん新型コロナウイルスに対する恐怖がありますよね。
地方に委託することで、従業員が休みやすい環境を自然と作れますし、「感染が不安だから外出を控えたい」という従業員の意見を尊重できます。
従業員(オペレーター)あってのコールセンターです。従業員が働きやすい環境にするのが経営者の務めですよね。新型コロナウイルスは長期戦だと言われています。今一度考えてみましょう。